今回も、新しいメンバーの紹介をしたいと思います!
このシリーズはついに今回が最終回になります。
第四弾は、いつも穏やかな清水さんです!

清水
空間デザインです。設備計画論の授業で照明デザイナーの方が講義をしに来てくださり、そこから照明デザインに興味がわきました。
四方
講義では照明デザイナーがどんな仕事をするのかを話してくださったんですか?
清水
そうです。仕事の流れを話していただきました。各フェーズの話をかいつまんで説明していただき、こんな資料を見せます、など教えていただきました。
四方
その講義で、はじめて照明デザイナーという仕事がある事を知ったんですね。
四方
そこからすぐに照明デザイナーになりたいと思うようになったのですか?
清水
ん~そうですね~。講義を聞く前はインテリアデザイナーになりたいと思っていたのですが、その講義で照明デザイナーもいいなと思いはじめ、悩みました。
清水
1つの専門的な知識や経験をもちいて、複数のプロジェクトの中で様々な人と関わり、色々な仕事が出来るところが面白そうだと思いました。あと、インテリアデザインは、なんでもやらなくてはいけないので、やる事が多すぎるなと思いましたね。それよりももっと専門的に突き詰めていく方が自分には合っているなと思ました。
四方
確かに1つの事をぐっと深くやる楽しさってありますよね。そこから学校の課題も光をテーマにするようになったんですか。
清水
そうですね。家具を作る授業があったのですが、わりと自由に何を作ってもいい授業だったので、照明器具を作りました。

四方
そのあと、自分で照明デザイナーについて色々と調べたんですか?
清水
そうですね。学校に照明デザインの業界に詳しい人がほぼいなかったので、就活時は、自分で調べるしかありませんでした。
四方
そういえば、照明学会のホームページも見ていたと言っていましたもんね。
清水
照明デザイン賞を受賞している照明デザイナーのホームページを個別に詳しく調べました。事務所がどんな雰囲気なのか、それぞれのHPにも飛んでみました。

四方
今、実際に照明デザインの仕事をしてみてどうですか。
清水
知識は全然未熟ですが、知れば知るほど奥深い感じがします。
四方
確かにマニアックで奥深い所はありますよね!現場も行ったんですか。どうでした?
清水
2回ほど連れていってもらい、シーン設定やシューティングに同行したのですが、調光のパーセントをとても細かく調整していて、びっくりしました。
清水
器具は触ってはいないのですが、床に落ちた光をもう少し壁によせて下さいと指示を出しました。あっているのかな~と不安になりましたけど(笑)。
上司に床に光が一直線に落ちるように調整して欲しいと言われていたので、飛び出ている光を調整した所、壁に光がかかってしまいました。壁に光がかかってしまうのはよくない事なので、原因を確かめたところ、レンズが歪んでいて、光が変な広がりになってしまっていたようです。
四方
あ~スプレットレンズですね。あれ難しいですよね。
四方
最初は気づかないですよね!現場に行った事により、照明デザインの見方が変わりましたか?

清水
そうですね。普段ダイアルクスを使って検証しているのですが、現場を知らないとそれがすべてのような気がしてしまいます。ダイアルクスである程度は検証しますが、やはり基本は現場なんだなと思いました。
四方
そうですよね。行ってみたら違ったりもしますし、大切なのは実際の光ですからね。
清水
やはり経験を積んだ人がCGを使わないといけないんだなと思いました。現場とCGの照らし合わせが出来る人が検証をやることにより、正解がわかるのだなと思いました。
四方
じゃあ現場に行ってよかったですね。いい経験になりましたね。
四方
どんな照明デザイナーを目指していきたいですか?
清水
大型施設やランドスケープ、インテリア、住宅など大小様々なスケールの照明設計を手掛ける照明デザイナーです。大きい規模では、全体感やコンセプトなどが大切であったり、小さい規模では、ディティールが大切であったり視点が色々変わるので、違う面白さがありそうだなと思っています。
四方
では、最後にシリウスマガジンを見ている皆さんにひとことどうぞ~。
清水
まだ右も左もわからない状態ですが、これからも日々勉強していきますので、よろしくお願いします。
学校の授業から照明デザインに興味を持って自分で色々リサーチしてくれたようです。
とても勉強熱心ですよね!
これでシリウスの新メンバー紹介は、終わりになります。皆さんそれぞれの個性を活かして素晴らしい照明デザイナーとなってください!乞うご期待です。