2025.06.30

2025.06.30
この連載ですが、いよいよ最終回となります!
最終回は、創立記念日にみんなで体験したXR体験をもとに
「近未来の照明デザイナーのプレゼンテーション方法」について、一人一人自分の考えをプレゼンテーションする会を開催致しました!
ルールとしては、1人5分以内、スライド3枚以内でプレゼンテーションします。
プレゼンテーションの順番は、くじ引きです。
代表の戸恒もチーフの小林も同じ条件、みんな同じ土俵でプレゼンテーションします!
それでは、いくつかご紹介させていただきます。

公平なくじ引きの結果、まずは、デザイナー永田から。
「ホログラム」を使ったプレゼンテーションはどうかという提案でした。
模型がホログラムで3Dになるのは、確かに面白そうですね。

戸恒からはVRの活用術を3つほど提案!さすがの内容でした。
所員と同じく提案することによって士気も上がります。
提案力が高いので、そんな考え方もあるのか~と盛り上がります。

続いては、シニアの井上からのプレゼンテーションです。
井上は、3D検証などが得意分野なので、最新技術を複合的に使用した内容となっていました。
AIやホログラムなどを組み合わせて使うことで、施主が望んだ最適な空間を提供するというものでした。
最新技術の活用方法を具体的に説明していたので、とてもわかり易かったです。

他分野から照明デザイナーを目指し、シリウスにやってきた佐々木のプレゼンテーションは、付加価値として「ワクワクさせるストーリー」を付けるという、おもしろい目線からの内容でした。
消費者側にいたという利点を活かし、どの様なものが求められているかを考えてくれました。

チーフの小林は、具体的な資料と考えをもとにして組み立てたプレゼンテーションで、流石!といった内容でした。
このプレゼンテーションの為にCGを作成したのは、小林のみでした。
やはり自分の考え方を説明する際に、資料のわかり易さに手間をかけるという事は、とても大切な要素なんだなと再確認しました。

デザイナーの辻は、竣工プロジェクトを抱えることも多くなってきた独自の視点でモックアップ検証にVRを使用したいというものでした。
モックアップ検証を現実の空間で行う場合、非常にお金がかかります。VRにて検証を行えば、同時に色々なパターンを検証したり、その場で器具を変更したりする事が出来ると考えると、VRの有効な使用方法ではないかと思います。
現実的に早い段階で実現しそうな提案だなと感じました。

私、広報の四方からは、最新技術やSF好きとして、AIを活用した案などをお話しさせていただきました。

新人の福重は、この会議室の20年後がXR技術を駆使してどんなミーティングルームになるかを考えてくれました。現実の場所を例に出されると、とても想像しやすいので、いい着眼点だなと感じました。

すべてのプレゼンテーションが終わった後には、戸恒からの総括がありました。
今回、新しいプレゼンテーション方法について考えた事は、すぐには役に立たないかもしれません。しかし、いつかどこかで輝くアイデアになるかもしれません。
それぞれの着眼点を持った新しい発想を取り入れ、シリウスはこれからもどんどん進化していきたいと思います!
全4回にわたり、20周年の企画にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
20周年を迎えたシリウスは、これからもインプットを続け、成長を続けていきたいと思います。
皆様、今後ともよろしくお願いいたします!
シリウスライティングオフィス一同