SIRIUS MAGAZINE

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シリウスマガジンでは、最近のお仕事や社内の様子、
照明の話など様々な情報を発信していきます!

2021.10.13

vol.14[新メンバー紹介!] ~第一弾 永田 爽寧さん編~

皆さん!今年のシリウスには、沢山の個性豊かな新メンバーが入ってくれました!
2021年のシリウスマガジンの第一弾として、
入社して数カ月たった新メンバーにインタビューをしました。
新メンバーには、シリウスの新しい風となってくれることを期待しています~!

それでは、第一弾は、いつもニコニコ元気いっぱいの永田爽寧さんです。

四方

照明デザインに興味を持ったきっかけは何ですか?

永田

大学1年生の時の、課題で、模型ではなく1/1スケールでの光の空間作りをしたことです。日常的な空間、素材が光を変えることによって違う雰囲気になることが面白いと思いました。

四方

1/1スケールは、実際に中に入って体験が出来るので、模型とはまた感じ方が違いますよね。どんな風に制作したんですか?

永田

塩化ビニル板にスプレーを吹きかけて、それを部屋にランダムに吊り下げ配置しました。
光で素材を照らす事で天井や床にもスプレーの影が落ち、素材と影が一体となったような作品になりました。その経験から光と影に注目するようになりました。

四方

そこからは、ずっと光をテーマに制作を続けたんですか?

永田

そうですね。建築の授業でも光をテーマにしました。自分はどういう光の空間を作りたいか常に考えていました。

四方

実際に体験できる光の空間づくりが楽しかったんですね!

永田

そうですね。光って楽しいなと思いました。

四方

この写真は、卒業制作ですか?

永田

はい、卒業制作です。スケルトンリーフという素材を使ったのですが、影を綺麗に作りたいと思って、ピンタレストで素材を探して、葉脈がきれいなこの素材を見つけて、これだ!と思いました。

四方

これはペンダントですか?

永田

クオリティは高くありませんが、ペンダントに近いものですね。
照明器具というよりは、空間の雰囲気をつくる為の器具っていう感じです。

四方

個室で展示をしたんですか?

永田

コロナウィルスの事もあり、来訪者が密になってはいけないという厳しい状況で、個室はあきらめざるを得ませんでした。

四方

そうなんですね!それは、大変でしたね~。

永田

なので、日常をテーマに教室の前の廊下に点々とスケルトンリーフの器具を置いていけば逆に面白いと思ったんです。研究室前の廊下は、壁も白かったので、壁にも床にも机にも影が落ちて思った通りの空間を作る事が出来ました。

四方

優秀賞をとったんですよね。

永田

はい。

四方

すごいですね~。じゃあ卒業制作でも光と影をテーマにしたんですね。
改めて光って面白いな~と思ったんじゃないですか?

永田

そうなんです。空間を作るのがもともと好きだったんですが、シリウスでアルバイトしている時にすごく楽しかったので、ここに入りたい!と思いました。

四方

今、実際にやってみてどうですか?
大学では手を実際に動かしてのプロダクト制作が好きだったようですが、図面を書く作業は、またちょっと違うと思うのですが。

永田

すこし前に、みんなで、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー※」に行った際に出来上がった空間を初めてみました。
うぁ~かっこいい~!と思って、すごく鳥肌が立ったんですよ。

※虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー:シリウスが照明デザインを担当し、IALD(国際照明デザイナー協会) Illumination Award で、RADIANCE AWARD(最優秀賞)を受賞したプロジェクト。

四方

そうなんですね~!それは担当者も喜びますね(笑)。

永田

自分もこんな空間を作りたいと思いました。
そう思いつつも、まだ自分の作りたい空間とは何だろうというのが全然明確じゃないので、それも探っていきたいと思います。
今、自分が携わっているプロジェクトが完成した時に、すごい感動するんだろうなと思っています。

四方

絶対すると思いますよ!私も経験者の1人ですから(笑)。

永田

すごく楽しみです。

四方

どんな照明デザイナーを目指していきたいですか。

永田

居心地がいい自然な光の空間が作りたいです。当たり前を作るってすごく難しいと思うので。

四方

そうですよね~。
気持ちいいなぁ~って思える空間をつくるって難しいですよね。

永田

光の効果によって落ち着く空間を目指したいです。

四方

では、最後にシリウスマガジンを見ている皆さんにひとことどうぞ~。

永田

まだまだわからないことばかりですが、少しでも早く知識やスキルを身につけ、一人前になれるよう頑張りますので、これからよろしくお願い致します!

いや~フレッシュでしたね。
これからも、期待の新メンバーを次々とご紹介するので、乞うご期待です!