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2020.05.13

vol.07[15周年特別企画② 第1話] あのプロジェクトの思い出 ~シリウスプロジェクト探訪:児童心理治療施設 編~

四方

今回から新企画がスタート!
15周年を記念して、シリウス創業から今日までの15年間で、ふり返るとあれが分岐点だったな、というプロジェクトを紹介していきたいと思います。この企画はシリーズとして、これからも続いていきますので、よろしくお願いします。
まずは、初期の分岐点となった「児童心理治療施設」のお話をお聞きしたいと思います!

戸恒

15周年として、過去のプロジェクトを振り返るのはとてもいいね。
この「児童心理治療施設」は、今では世界的に有名になられた建築家の藤本壮介さんとの初めてのプロジェクトで、これをきっかけにこの後いくつもご一緒させていただいているんだよね。

四方

おぉ!これが藤本壮介さんと初めてのプロジェクトですか~。
それは、まさに思い出のプロジェクトですね。

戸恒

藤本壮介さんとの出会いは、それまで協働したことのあった、ある建築家に会社設立の挨拶に伺った際、うちの事務所の場所を伝えところ、「とても近くに君の大学の先輩の藤本さんの事務所があるから、行ってみれば?」ってアドバイスされたのがきっかけでした。
僕が大学の建築学科に進んだときには藤本さんはもう卒業されていたんだけど、才能のある人だって当時から大学では有名だったんだ。
それもあって是非会ってみたくて、藤本さんの事務所の住所を調べてみたところ、確かに歩いて5分位で、すぐに押しかけるように訪ねてみたんだよ。

四方

大学時代から注目されている方だったんですね!

戸恒

そうだね。実際に事務所に伺ってみたら、立方体の白い箱が机の上に沢山置いてあったんだ。
スケールが大きいものなど含めて色々な種類があって、それらが無秩序に机いっぱいに広がっていたから、「これはいったい何だ?」と魔訶不思議に思った事を覚えているよ。
ご挨拶と照明デザインの仕事の説明をしたら、「実は、照明デザインのことは、全然わからないんだよ~。」と言われて、「それじゃあ、これをお願いしようかな。」ってその箱を指さしたんだ。
あっこれ建築模型だったんだってその時ようやく気づいた(笑)。

四方

わぁ~!それは面白いお話ですね。もっと詳しく聞かせてください。

戸恒

「とりあえず設備事務所から照明の図面は出てきているんだけど、これでいいのかよく分からないから、見てくれる?」と言われて、見てみると、天井には大きなダウンライトが無造作についているし、壁面には下を照らすスポットが遠慮なくついていた。
「あ~これは明るさはとれているけど、建築を活かす照明プランじゃないですね。」ってコメントをしたら、「そうなんだ。じゃあどうしたらいい?何案か持ってきてよ。」っていきなり宿題を言い渡されて、次回に案を沢山持って行ったのが、このプロジェクトのはじまりだよ。

(つづく)

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